カナダ生活で変わった価値観

人生、何とかなるし、
人には期待しすぎない。



はじめまして。関西FP課の阿部です。


今回は
私がカナダでの2年間の生活を通じて得た、
「生きるのがちょっと楽になる価値観」
についてお話ししたいと思います。



カナダでの生活は
私の24年の人生の中でも
最も有意義だった時間です。

よく「語学力が伸びたでしょ?」とか
「環境適応力がついた?」と聞かれますが、
実は一番大きかったのは
「価値観の変化」でした。

その中でも特に
「この価値観は変わってよかったな」
と思うものを2つご紹介します。



①「人生、何とかなる」という価値観

私はもともと楽観的な性格で、
今もなんとかなる精神で生きています。




そんな私ですが
カナダ渡航前に受けたTOEICは
なんと350点(満点は990点)。

正直、英語力はほぼゼロレベルでした。

それでも、「まぁ人生何とかなる」と、
単身でカナダへ飛びました。


実際の生活は、なかなかハード。


ストローを注文したつもりが
ソルト(塩)が出てきたり、

身長190cmを超える黒人の方に
ハンドナイフで脅され、
冷や汗をかく場面もありました。



でも、そんな体験も今では笑い話。
むしろネタです(笑)

英語も通じず、文化も違う土地で
2年間生き抜いた経験から、

「言葉の通じる日本なら
大体のことは何とかなる」
と心から思えるようになりました。




②「人に期待しすぎない」

カナダ生活を経て
もうひとつ大きく変わったのが
「人に対する期待のしかた」です。


実は帰国後、私は人に対して
イライラすることがほとんどなくなりました。


その理由を考えたとき、
「人に期待しすぎなくなったから」
だと気づきました。

これだけ聞くと冷たい人間のように
思われるかもしれませんが、
「自分の理想や常識を、他人に押し付けない」
という意味です。



たとえば
メキシコ人の友人はよく1時間遅れてきても
平気な顔をしていました。
謝りもしません(笑)

でも「時間通りに来るはずだ」
と期待していると、
現実とのギャップにイライラしてしまう。


一方で、
「どうせ遅れるだろうな」と
期待しないでおけば、正直気になりません。


この考え方は、
国際的な常識の違いに触れたからこそ
身についたものだと思っています。




もちろん、すべての場面で
期待を捨てるわけではありません。

「期待していいとき」と
「期待しない方がいいとき」を
見極めるスキルがあれば、
日常のストレスはぐっと減るはずです。



まとめ



気楽にいこう。人生、何とかなる。





どちらも
ちょっとした心の持ちようですが、
これだけで人生が
ぐっと生きやすくなったと感じています。



「何かに追われて疲れているな…」
という方は、
ぜひ一度、肩の力を抜いて

「まぁ何とかなるでしょ」

と言ってみてください。


きっと、
少しだけ心が軽くなると思います。



最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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