父と僕と仕事

はじめまして。
HC事業部・職業紹介事業課の長田です。

今回は「父と僕と仕事」について 書かせていただきます。

私は東北の福島県で生まれて
高校まで過ごした後、
大学入学の際、東京に越してきました。

父親は常に仕事で忙しく、
幼い時に遊んでもらった記憶は
あまりありません。

その代わりに
母が常に隣にいてくれました。

幼稚園の授業参観で
「お父さんの好きなところはどこ?」

という質問に、

「お父さんのおしり」と答えるほど
父との関わりが少なかったです。

小学3年生の時に
初めて父からもらった誕生日プレゼントは
算数ドリルでした。



その次の日から、
毎日ドリルを一緒に行う地獄が始まりました。



中学時代にはゲームを隠れて行い、
父が帰ってきたらすぐ電源を切って
寝たふりをするなど
常に勉強の恐怖から逃げていました。



案の定、高校受験は失敗。



ヤンキーが集まる工業高校に入学し、
学年の女子生徒は3人だけ。



甘酸っぱい青春は過ごせなかったものの、
勉強や部活を努力したおかげで大学に合格し
建築やインテリアを学ぶことができました。


卒業後はリフォーム営業として
1日200件の飛び込み営業を行うも、
上手くいかずの毎日。

怒号が飛び交う環境で、
自分の価値って何なのか、
何が出来るのかを毎日悩みました。



父からは「もう諦めて帰って来い」と
言われつつも、
服飾が好きで大手アパレル転職。



好きや、やりがいを重視した転職でした。



月日は流れ、好きなことを仕事にして
4年が経過し、27歳になった時
他の友人と比べて自己成長しておらず、

今携わっている業務が
「今を生きる為の仕事」
になっていることに気が付きました。



好きを仕事にするも、
大きな環境の変化や、
明確な目標や
自身を変える成長意欲がないまま
ここまできてしまっていたのです。

好きなモノにお金を費やし、
好きな友人に囲まれ
その日が楽しいと感じられるだけで
満足していました。


そこで一念発起し、
人に恵まれた環境で、誰かの為に働きたい、
世の中に還元したいと
人事の職種に転職決意するも
上手くいかず。

世の中は都合よく自分が思うほど
上手くいかないと実感しました。



想いはあるも実力が伴ってない、
目標が抽象的、
曖昧だったに尽きると思います。

父からはより心配され、
「もう充分楽しんだのだから、
帰って地元で働け」

と連絡が入るも反発していました。



連絡も無視。



何もできないまま実家へ帰ることは、
できないことを認めてしまう、
自分の負けを認めたことになるだけだと思いました。


何か結果を残したい
このまま終われない
何をすればいいか迷っている

自分では正解が出せないと感じていた時に
AtHumanViosionに出会いました。

当社で働き始めてからは、

「才能や能力は努力をして
費やした時間でしか築き上げられない」

「上辺だけでなく芯をついた言葉を
発することができるようになったり
出来ていないことを変えるためには、
圧倒的成長が必要」

それらを
身をもって体感できる日々でした。



なぜなら当社には
相手の心に刺さる芯をついた言葉と行動で
圧倒的成長を体現されてきた「人」が

沢山在籍しており、その先輩方が
いつでも親身に話を聞いて
受け止めてくれたからです。

どんな時でも電話をしたら
私のために時間を作ってくれました。



否定はせず、何をすべきかを
明確に教えてくれました。



それは
出来ない自分と正面から向き合い、
出来ないことを悲観的に考えるのではなく

出来ないからこそ変われる可能性や
チャンスしかないということ。



その為に結果ではなく、プロセスを
大切に行動できているかということ。



自分に厳しく勝ち続けられるかは
自分次第ということ。



何をやるかではなく、
誰とやるかということ。

頂いた言葉一つ一つが
今の自分の糧となり、
「今」という時間を
必死にやりがいをもって働けています。



マインドが変われば思考が変わります。
思考が変われば行動が変わります。

毎日が勝負で勝ち続けなければ生き残れない、
厳しい環境と現実です。



しかし、そんな毎日にドキドキしながら
自分の成長を実感できることが

生きていることだと楽しみ、
やりがいを持っています。

今では父親に「僕の仕事は」と、
自慢げに話をしています。



大手企業だからとか、地位が偉いから、
お金を多く稼いでいるとかではなく、

自身が人生を懸けられる会社、
職務に巡り合えたからです。



今では父と一緒にお酒も飲みます。
稼ぐことってこんなに難しいことなんだと実感し、感謝して親にプレゼントを贈ります。

幼い時の自分は
父親との時間を欲していたけれど、
今では家庭を守り築くことの大変さが
少し分かりました。



LINEもします。



慣れないスマホで
絵文字や写真を送ってくれます。



昔に築けなかった時間を 今一緒に取り戻しています。


これが今の「父と僕と仕事」です。

今回の私のブログが
今の仕事、自身の将来、
親との関係に悩む方にとって
少しでも参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。


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